板橋区で家族葬を行う斎場の選び方|人数・火葬場への移動を比較

板橋区で家族葬の斎場を選ぶときは、参列人数・式場使用料・火葬場への移動を一緒に比べることが大切です。式場の料金が同じでも、葬儀後の車両手配や乗り降りの負担によって、ご家族に合う斎場は変わります。

この記事では、板橋区で家族葬を検討する方に向けて、4つの斎場の違いと、人数やご家族の状況に合わせた選び方を解説します。

執筆者

スーツ姿の男性スタッフのポートレート


株式会社「セレモニーネクスト」代表の大野 光章氏は、一級葬祭ディレクターの資格を保有し、葬儀業界で長年の経験を積みながら、故人とご遺族に寄り添う葬儀のあり方を追求してきた専門家です。板橋区で生まれ育ち、その地域に根ざした想いを胸に、柔軟かつ個々のニーズに応える葬儀プランの提供を理念として掲げています。

株式会社セレモニーネクスト 代表取締役 大野 光章

目次

板橋区の家族葬で候補になる斎場を比較

まずは、人数と式場使用料で候補を比べてみましょう。戸田葬祭場は、19万8,000円で利用できる本館「せせらぎの間」を例にしています。

斎場席数・規模式場使用料(税込)
戸田葬祭場
せせらぎの間
基本50席
最大70席
19万8,000円
戸田サービス館10〜15名目安式場5万5,000円
控室込み6万6,000円
舟渡斎場式場50席区民8万8,000円
蓮根レインボーホール式場80名
(規模目安)
区民8万8,000円
席数・規模は施設や葬儀社の公式案内に基づきます。家族葬の推奨人数を示すものではなく、実際の着席人数は祭壇・受付などの配置によって異なります。

戸田葬祭場は部屋によって使用料が異なります。戸田サービス館の「控室込み」は1階式場と2階控室を利用する場合です。舟渡斎場と蓮根レインボーホールの区民料金は、板橋区民の葬儀、または板橋区民が主宰する葬儀が対象となります。

利用時間は、舟渡斎場が午後4時30分から翌日午後3時30分まで、蓮根レインボーホールが午後4時から翌日午後4時までです。式場使用料に加え、火葬料・安置費用・必要な車両などを含めた総額も確認しましょう。

4つの斎場の特徴と向いている方

戸田葬祭場|設備と移動負担を重視する方におすすめ

戸田葬祭場 建物外観

戸田葬祭場は、葬儀式場と火葬炉を備えた施設です。本館の式場を利用する場合、葬儀・告別式から火葬までを同じ施設内で行えるため、火葬場に向かう車への乗り換えを減らせます。ご高齢の親族が多い場合など、当日の移動負担を抑えたい方に向いています。

式場使用料は19万8,000円からで、今回紹介する斎場の中では高めです。例えば本館4階「せせらぎの間」は、基本50席・最大70席で、親族控室やシャワー室を備えています。控室での過ごしやすさも重視したい場合の候補になります。

館内でも式場・火葬炉・待合室の間の移動はあります。別館「思食の間」などもあるため、利用する建物と動線を確認しましょう。式場や控室の雰囲気は、公式の施設写真・見取り図でも確認できます。

戸田サービス館|ごく少人数で費用を抑えたい方に適した式場

戸田サービス館 建物外観

戸田サービス館は、戸田葬祭場と同じ敷地内にある、小規模な葬儀に対応した施設です。10〜15名を目安とするコンパクトな式場で、家族や近親者だけのお別れに向いています。

使用料は、1階式場のみで5万5,000円(税込)、2階控室も利用する場合は合計6万6,000円(税込)です。控室の使用料は1万1,000円(税込)で、今回紹介する式場の中では費用を抑えやすい点が特徴です。

火葬式では、火葬前にお別れできる時間が限られます。「短時間でも祭壇を整えたい」「読経や献花の時間を設けたい」という場合には、戸田サービス館で小規模なお別れを行う方法も選択肢となります。祭壇の配置とお別れの時間は、事前に相談しましょう。

公式案内では1階式場は16㎡、2階休憩室は6畳です。控室を利用する場合は2階への移動、出棺時は同じ敷地内の火葬棟への移動があるため、ご家族に無理のない動線かも確認しておくと安心です。施設写真は戸田葬祭場公式のサービス館案内をご覧ください。

舟渡斎場|式場使用料と移動負担のバランスがよい斎場

舟渡斎場 建物外観と看板

舟渡斎場は、戸田葬祭場に隣接する板橋区指定斎場です。区民料金では、通夜・告別式の2日間の利用枠を8万8,000円(税込)で利用できます。

火葬設備はありませんが、隣の戸田葬祭場まで徒歩で移動できるため、一般的には参列者を火葬場へ送るマイクロバスを手配する必要がありません。式場使用料と移動負担の両方を抑えたい方に向いています。

建物の新しさよりも実用性を重視する方に検討しやすい斎場です。1階式場は椅子50脚、2階洋室は椅子40脚と予備10脚があり、家族控室も備えています。公式の施設写真・平面図で、式場と会食の場所、控室を確認できます。

歩行に不安がある方がいる場合は、徒歩移動が可能か、介助や車両が必要かを事前に相談しましょう。マイクロバスが不要でも、ご遺体の搬送を含むすべての車両費用が不要になるとは限りません。

蓮根レインボーホール|蓮根駅から徒歩約2分のアクセスしやすい斎場

蓮根レインボーホール 建物外観・エントランス

蓮根レインボーホールは、都営三田線「蓮根駅」から徒歩約2分の板橋区協定斎場です。今回紹介する斎場の中では特に駅から近く、電車で参列する親族が多い場合に便利です。

区民料金は8万8,000円(税込)です。セレモニーネクストの施設案内では式場の規模は80名とされており、控室・お清め所もあります。家族葬で利用する場合は、希望する人数に合わせた席の配置を相談しましょう。

火葬設備はないため、葬儀後は戸田葬祭場などへ移動します。マイクロバスを利用する場合は、式場使用料とは別に約5万円が目安となります。実際の料金は、車両や利用時間、運行条件などによって変わります。

少人数なら自家用車やタクシーに分乗する方法もありますが、火葬場へ行く人数と車の台数を先に整理しておく必要があります。

駐車場は8台と案内されています。車で来る方が多い場合は、駐車可能台数や当日の混雑状況にも注意しましょう。式場・ロビーの写真は、下記の施設案内でご覧いただけます。

参列人数から斎場の候補を絞る

家族葬には全国共通の人数制限はありません。席数の上限ではなく、祭壇を設けた状態で全員が落ち着いて過ごせるかを基準に選びましょう。以下は候補を絞るための考え方です。

10名程度までなら、小規模な式場でのお別れを検討

ごく近い家族だけなら、戸田サービス館が候補になります。10〜15名が目安の式場でも、祭壇を置く広さや読経・献花の進め方によって必要なスペースは変わります。参列人数と希望するお別れの内容を一緒に伝えましょう。

10名を超える場合は、式場と会食・控室をあわせて確認

10〜15名程度なら戸田サービス館で対応できるかを相談し、人数が増える場合は舟渡斎場・戸田葬祭場・蓮根レインボーホールも比べます。特に20〜30名程度の家族葬では、式場だけでなく、控室や会食の席数にもゆとりがあるか確認しましょう。

「式には30名、火葬場には15名」のように、場面によって人数が違うこともあります。式場選びには参列人数、車両手配には火葬場へ行く人数を伝えると、必要な広さや台数を検討しやすくなります。

30〜50名程度や、人数が増える可能性がある場合

友人や近隣の方にも声をかける場合は、見込まれる最大人数を伝えておきましょう。舟渡斎場の式場50席、戸田葬祭場「せせらぎの間」の基本50席・最大70席などを参考にしながら、受付・会食・祭壇の配置まで含めて検討します。席数いっぱいでの利用を前提にせず、施設側・葬儀社と確認することが大切です。

火葬場への移動と費用はセットで確認する

舟渡斎場とレインボーホールを、移動費込みで比較

区民料金が同じ8万8,000円でも、戸田葬祭場で火葬する場合の移動方法によって費用が変わります。

斎場式場+移動費の考え方
舟渡斎場式場8万8,000円。徒歩移動の場合、通常マイクロバス代は不要
蓮根レインボーホール式場8万8,000円+マイクロバス約5万円=合計約13万8,000円
区民料金を利用し、蓮根レインボーホールではマイクロバスを手配する場合の比較例です。式場とマイクロバスのみの金額で、葬儀総額ではありません。

見積もりでは、ご遺体を搬送する車両と、参列者が乗る車両を分けて確認しましょう。自家用車・タクシーを利用する場合は、必要な費用と台数が変わります。移動が短くても、歩行や乗り降りに配慮が必要な方がいる場合は、介助の方法も相談してください。

一日葬の式場料と、火葬場の空きも確認

通夜を行わない一日葬でも、準備や予約枠の都合で、式場使用料が二日間の葬儀と同じになる場合があります。利用日数だけで計算せず、希望する形式・利用時間に対する見積もりを確認しましょう。

式場が空いていても、希望する火葬時間を確保できるとは限りません。式場・火葬場・宗教者の予定を合わせて日程を決める必要があります。

セレモニーネクストでは、参列人数・希望日・ご予算に加え、歩行に不安がある方の有無や、電車・車で来る方の割合を伺い、斎場の候補と移動方法をご案内します。候補の斎場を利用した場合の総額を知りたい方は、050-5231-3575へご相談ください。

斎場相談の前に整理しておきたいこと

斎場名が決まっていなくても相談できます。次の項目を分かる範囲で伝えると、ご家族に合う候補を具体的に比較できます。

  • 人数:式に参列する人数と、火葬場へ行く人数のおおよその見込み
  • 葬儀の形式・お別れの内容:通夜の有無、読経・献花・会食の希望
  • 移動への配慮:車いすの利用、歩行の不安、小さなお子様の同伴
  • 予算:式場使用料だけでなく、葬儀全体で考えている金額
  • 日程と安置:希望日、現在の安置場所、面会の希望
  • 区民料金の条件:故人または葬儀を主宰する方が板橋区民かどうか

すべてを決めてから連絡する必要はありません。特にご逝去直後は、まず搬送先や安置先の確保が必要になるため、斎場選びとあわせてご相談ください。

板橋区の家族葬・斎場選びでよくある質問

参列人数がまだ決まっていなくても、斎場の相談はできますか?

はい。現時点での予定人数と、増えた場合のおおよその人数をお知らせください。式場の広さだけでなく、控室・会食・火葬場への移動も含めて候補をご案内します。ご家族だけの予定でも、ご友人などへ案内する可能性があれば、あわせてお伝えください。

故人が板橋区民ではなくても、区民料金を利用できますか?

舟渡斎場と板橋区の協定斎場では、板橋区民の葬儀のほか、板橋区民が主宰する葬儀も区民料金の対象とされています。故人が区外にお住まいでも対象となる場合があるため、主宰する方の住所と必要な確認書類を、申し込み前に確かめましょう。

式場を申し込む前に、見学や費用の比較はできますか?

事前相談でご希望を伺い、候補の斎場と費用をご案内できます。見学については、施設の利用状況や対応条件を確認して調整します。見積もりを比較するときは、参列人数・葬儀の形式・安置日数などの条件をそろえ、火葬料や移動費用も含めて確認しましょう。

人数・移動・総額を比べて、ご家族に合う斎場を選びましょう

斎場を決めるときは、予定人数に合う広さを確かめたうえで、移動の負担と必要な費用を比べましょう。ご家族が大切にしたいことを整理すると、候補を選びやすくなります。

セレモニーネクストでは、ご家族の人数や過ごし方を伺い、斎場ごとの費用と当日の移動方法を具体的にご説明します。「2つの斎場で迷っている」「予算内でどこを利用できるか知りたい」という段階からご相談いただけます。お電話のほか、メール相談や無料見積もり依頼もご利用ください。

※料金・施設情報は2026年10月16日に確認した内容です。料金は利用条件や改定によって変わる場合があります。葬儀プラン料金・火葬料・安置費用・料理・返礼品・宗教者へのお礼などは、見積もりで含まれる項目と別途必要な費用をご確認ください。

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