火 葬 式

火葬式とは?

火葬式とは、通夜や告別式などの儀式を一切行わず火葬のみを行う形式です。火葬式のメリットは、一般的な葬儀に比べて、費用を大幅に抑えることができるということです。一般的な葬儀の場合、だいたい150万円ほどの予算が必要ですが、火葬式の場合は20万~30万円ほどで葬儀を行うことができます。また、通夜や告別式を行わないため、参列者への挨拶など一般的な葬儀を行う際に必要な参列者への対応はありません。現代の多様化したニーズに対応する葬送の形式です。

火葬式はこのようなご希望に最適です

  • 故人の遺志で葬儀を行わず火葬を希望
  • もっとも費用を抑えた形式で送りたい
  • 葬儀に参列する親戚がほとんどいない
  • なるべく簡単にシンプルに送りたい

火葬式の費用の目安

※故人の安置場所や棺の種類などで金額に幅がでてきます。

※一部地域(武蔵野・調布・三鷹・狛江近辺)は、火葬場の関係で23区に同じ金額帯となります。

※行政扱い(生活保護、行旅死亡人)の場合、主導権はご遺族にはなく火葬日時の指定や物品の選択はできません。

あまりにも価格が安すぎる火葬式には注意が必要です。

最低限の金額に対する基準は個々で異なりますが、東京で火葬式を行う時に葬儀費用を抑えた形で検討する場合には上記が目安になると思います。葬儀費用には変動する項目が含まれる中で「追加料金0円」とか「追加料金一切不要」などと謳うのは逆に不透明で消費者に誤解を与えます。プランに追加がなければ当然のことなので、広告やパンフレットで同様の表現を乱用するのは適切ではないと言えます。

火葬式の注意点

火葬式の場合、火葬に立ち会うのはごく限られた家族のみになるということです。一般的な葬儀に参列して故人にお別れをしたいと考えていた親族や友人、知人に対して葬儀を行わなずに火葬式とする旨の連絡を事前にし、理解をしてもらうことが必要です。また、菩提寺に納骨を考えている場合は事前に納骨ができるかどうかお寺に確認する必要があります。無断で葬儀を省略したことで心象を悪くし、お寺側からお墓への納骨を拒否されることもあります。このようなトラブルにならないためにも、菩提寺との事前の相談が必要になります。

火葬式をご検討の方へ

火葬式は、通夜や告別式などを行わず、ごく親しい方のみで火葬場に集まり火葬を行うため最もシンプルな形式とされています。費用面だけではなく、時間が短いため体力面やスケジュールの面を心配される方にも向いています。近年では生前に自ら火葬式を選択される事もあり、火葬式を扱う葬祭業者が増えてきています。しかし、火葬式はシンプルな式だけに、葬祭業者のサービスの本質が問われますので葬儀社の選定には注意が必要です。

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