事前相談・準備のすすめ

事前に準備するのは縁起が悪い?

生前に葬儀の準備を進めるのは「縁起でもない」と言われることがあるかもしれません。しかし、葬儀についての事情がかわりつつある今、あらためて考えてみることが必要です。縁起が悪いからと話を避けていると、「やっぱり聞いておけばよかった」と思うことにもなりかねません。とはいえ、例えば入院中に葬儀の話を本人とするのは気持ちの上でつらいものがあります。できることなら、元気なうちに希望を聞くなどして準備をしましょう。

事前相談の必要性

事前準備をしておくとよい理由はいくつもあります。
臨終後の慌ただしい中、いろいろなことを決めなくてもよいので、どんな葬儀にすればいいのかをじっくり考えることができます。

  • 何をすればよいかわかっているので、いざというときに慌てずに行動できる
  • 自分にあった葬儀社を選べ、故人や遺族の希望に添った葬儀が行える
  •   事前に葬儀費用を把握でき、費用のかかりすぎが防げる
  •   葬儀への不安を軽減して、介護や看病に専念できる

上記の様に、事前相談にはよい点がいくつございます。

事前に決めておきたいこと

では、具体的に何を準備すればいいのでしょうか。
まず最初にしたいのは、どんな葬儀にしたいのか希望をまとめることです。 以下の項目を考えておきましょう。

  • 葬儀のスタイル・・・(火葬式・一日葬・家族葬・一般葬など)
  • 宗教・宗派・・・(仏教・神式・キリスト教・無宗教・その他)
  •   参列者の人数・・・(親族○○人 + 一般参列者○○人 = 合計○○人)
  •   葬儀式場・・・(火葬場併設式場・公営式場・寺院式場)
  •   ご安置場所・・・(自宅・専用霊安室)

次に、複数社に見積もりを依頼して、金額と内容を確認します。 パンフレットやウェブサイトの料金表だけでは、個々の葬儀の料金はわかりません。参列者数、葬儀の場所、祭壇や料理などの詳細によっても見積もり額は変わるので、なるべく実態に近い見積もりをお願いしましょう。最後に、どの葬儀社に依頼するか決定します。葬儀の内容、担当者との相性、見積もり金額などを比較検討し、「ここなら」という葬儀社を選びましょう。

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